家づくりで最初に考えてほしいこと。それは「住まいの構造」です。人の体と同じで、建物も健康で丈夫な方がいいですよね？建てた時はもちろん、住み続けていってもずっと健康でいてほしいですよね？そこでおすすめしたいのが日本古来の「木造軸組み工法＝在来工法」です。

歴史もあり、建てた後に修理がしやすく、いまでもいちばん多く建てられているのが在来工法です。家は長持ちすることが第一。長く安心して住める構造で家を建てましょう。

素材と言うと床などの仕上げ材に目が行きがちですが、ここでお話ししたいのは「柱」です。長期間にわたり家を支える柱は、耐久性が持続する木材であることが最低条件です。シロアリなどの被害を考えると無垢柱を使用したほうが良いですが、そのためには強度にバラツキがある柱ではなく、一定の強度を持つ柱を使用する必要があります。

私たちは、強度が持続する建物をつくるために、含水率の上限15%以下・ヤング係数E-70以上・全数検査実施など、安心できる基準がある柱で家を建てています。

設計をする際は「何年経っても便利に暮らせる家」であることを心掛けています。動線・使い勝手・将来的な利便性・予算などを考慮しつつ、地震に耐えることができる耐震最高等級3を確保したバランスの良い設計も施しています。特に好評なのが「暮らしと予算に合ったコンパクトな間取り」や「部屋の使用用途が変えられる応用が利く間取り」です。

家はいちばん長く住まう人に合わせてつくることが大切です。何年経っても「使いやすくて安心できる」間取りを、私たちと一緒に考えましょう。

家づくりの盲点になるのが「防犯」「防災」です。特に「防犯」は重要。犯罪者は侵入しやすい家をターゲットにするため、防犯デザインを施した「入りたくない・入りにくい・入れない」安全な家をつくることは家族を守ることに直結します。犯罪者が盗むのはモノだけではありません。時には命を奪う危険性があるのです。

私たちは、家族を守る防犯デザインを取り入れた、みんなが安心して寝られる家、子供だけでも留守番できる家、町内イチ狙われにくい安心な家をつくっています。

シックハウス対策やバリアフリー設計など、健康被害が起きない家づくりはどの住宅会社でも取り組んでいますが、私たちはもう一歩踏み込んだ提案をしています。一例を挙げると「ぐっすり寝られる環境づくり」。睡眠の質は健康に大きな影響を及ぼします。快適な入眠や心地よい目覚めの仕方など、ストレスを軽減する環境づくりも大切にしています。

家は「世界でいちばんくつろげて安心できる場所」でなければいけません。アロマテラピーを活用した健康的な暮らしも私たちの得意分野です。

家を建てる時だけの資金計画は危険です。建てた後にかかる毎月の光熱費や保険料、将来の修繕費など生涯に渡るトータルコストを考えないと、結果的に膨大な費用がかかってしまいます。「とにかく安く建てればいい」という考えではなく、将来のコストを考えて「必要なところにお金をかける」ことを重要視しています。

それを実現するためには、まず「自分たちの資金を知る」こと、そして「お金をかけ過ぎない家づくりをする」こと、さらに「将来のライフプランを考える」ことが大切です。

住宅はヒトの手でつくられるので、実際の住宅の質は職人さんの腕にかかっています。私たちの自慢は「人柄も腕も、本当にすばらしい職人さんのチームがあること」。もう15年以上付き合っている方もいます。食品など他の業界では当たり前になっている「つくっている人が見える安心感」を家づくりに取り入れています。建築現場で忙しそうにしていても、建築が始まったらイロイロ聞いてください。「この職人さんで良かった！」と実感できると思います。

私たちは、家が完成した後にお披露目会を実施して、建築に関わった職人さんを招待しています。自分が建てた家に関心を持ち責任感のある、最高の職人さんで家を建ててください。